今月のテーマは「ペット」。
ペットを飼っているご家庭が増えています。当日はペット(トイプードル、ミニチュワダックスフンド、シーズーなどの小型犬や、猫を3匹飼っているメンバーなどが集まり、「ペットの備え」について情報交換しました。
・犬用の避難袋(ペット専用)を準備している。中身は、予防接種証明書、犬用おむつ(オスとメスで違う)、お水、お散歩セット、レトルトごはん、おやつ、ペットシーツなど。犬もトイレを我慢しないように準備。ペットショップにはヘルメットも売っているらしい。
・旅行に行ったときに、必要なものが確認できる。
・いざというとき、親戚の家に預かってもらえるようにお願いしている。
・避難所に連れていっても一緒に寝たりはできないので、車中泊を考えている。
・飛行機では荷物扱いになり、必ずケージにいれなくてはいけない。避難所もケージにいれていることが前提。つかまえてきちんとケージに入れるようにしつけをしておく必要がある。
・ペットはどの種類でも連れて行っていいのか?連れて行ってよい避難所も小型犬や猫などを想定しているのではないか。大型のものや温度管理がいるものなどは難しいかも。
・赤ちゃんづれの人の悩みと似ている(においや音でトラブルになる点など)
避難所は必ずしもペット可ではありませんが、泉大津市に確認したところ、ケージにいれて連れてくるのはOKだそうです。ただ、やはり居住スペースに一緒に入ることはできません。また、連れていったペットコーナーの管理も誰かがやってくれるわけではないので、飼い主さんが中心になって避難所運営の役割の1つとして担う必要がありそうです。
『ペットは家族』。ペットの飼い主の98%が災害時の同行避難を希望しているそうです。一方で、ペットがいるから避難をあきらめる事例もあります。ペットの避難は飼い主の避難、ペットの健康は飼い主の健康。「家族の一員」として置いて逃げることができないなら、飼い主のためにも一緒に避難するための備え(ペットの避難袋やしつけ)が必要です。アレルギーや動物が苦手な人への配慮も忘れずに、飼い主側が知識を身に着けてマナーを向上させ、飼っていない人も飼っている人も共に気持ちよく過ごせるように心がけたいものです。
【参考資料①】災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(環境省)
【参考資料②】ペット防災カレンダー(NPO法人 全国動物避難所協会)
泉大津みんなの楽校 BOUSAI部 × ぬのびきプロジェクト!
能登半島地震があったこともあり、防災意識が高まっています。不定期に開催していたBOUSAI部ですが、地域のみなさんのニーズの高まりもあり、月1回程度、北助松商店街のコミュニティスペース「ゆりやハウス」をお借りして、(仮称)防災サロンを開催することにしました。
防災の基本は「自助」。自分から、学ぼう!備えよう!と行動する人はウェルカムです。まずは、みんなと一緒に備える、地域で顔の見える関係を築く、ができたらと思います。
※防災サロンは「ぬのびきプロジェクト(Instagramはこちら)」と連携して開催しています!
■次回開催予定■
2024年8月8日(木)午後1時から3時 ※出入り自由
※場所を変更しました
⇒おづぷらざ(泉大津市旭町22番45号 テクスピア大阪5階)にて
テーマ:「高齢者や障がい者の避難」
ミッション(宿題):避難が難しい人ってどんな人?身近にいる?どうしたら助かる?などを考えてきてください。
※参加される方は、BOUSAI部☆泉大津みんなの楽校の公式LINE(@337idrke)に登録し、お名前を送信してください。